個人事業主の売上高が高額な理由

その業種にもよりますが、個人事業主が一人で稼げる年収としては1000万円が限度、と言えるのではないでしょうか?会社法人ではなく個人事業であっても、何人かの人を雇っていて、実質的には会社組織と変らない事業を行っているような場合には、その売上(年収)が億円単位になっていることもあります。しかし、誰も人を雇っていない文字通りの個人事業であって、一人で業務を行っている場合であれば、そのキャパシティの限界からいっても、売上高はまずは1000万円くらいが限度となるでしょう。もっとも、最近ではアフィリエイト(事業)を行っていて、一人で年収何億円といった人もいるようですが、このようなものは「例外」と言えるもので、一般的な個人事業の範疇に入るものではありません。

個人事業主が一人で年に1000万円稼ごうとすれば、相当に忙しい毎日となるわけで、会社勤めをしている人に比べて、年間で取れる休日もずっと少ないものとなっているはずです。個人事業主の中にはit関係の仕事をしている人が少なくありませんが、こうした人の中には、日曜も祭日もなく毎日が仕事、また仕事、といった生活を送っている人も珍しくはありません。システム開発の現場というのは、夜も昼もなく、日曜も祭日もないといった状態が日常茶飯事である職場ですから、こうした仕事に就いている人たちは、ほとんどが休日返上でそうした年収を稼ぎ出しているというのが、偽らざるところなのです。